3月女性会員の会「会員を囲んで」第6回
話題提供:姉歯暁さん(大妻女子大)


グローバリゼーションから食糧の社会的自給へ
−安心・安全な食糧自給の必要性と可能性−

 日時:3月27日(土)13:30-16:30
場所:文京シビックセンター4階会議室A
 (地下鉄後楽園駅シビック側改札口すぐ)
参加費:300円(お茶・菓子代として)
 食の問題を一緒に考えましょう。
男性も会員でない方も大歓迎。お誘い合わせておいで下さい。

アメリカで狂牛病に罹患した牛が発見されてからの日本人の反応は、これまでのO-157 や国内の狂牛病発見時の反応とは明らかに異なっている。「恐いから食べない。買わない。」のではなく、「ともかく、なくなる前に食べたい。」と牛丼屋の前に列をなす若者たち、「それでは品薄になるので輸入再開を。」とインタビューに答える業者、いったい、日本の不安定な食糧事情に対する危機感はどこに行ってしまったのか。ちょうど 1997年から1年間在外研究で滞在したイギリスで感じた狂牛病に対するイギリス人の対応への違和感をまさか、この日本で体験することになろうとは。当日は、日本の食糧事情の脆弱さと、自由貿易の理論の破綻、国内生産物による社会的自給の可能性について、農業県新潟の実情を絡めて情報提供を行い、意見交換をしたいと思う。(姉歯)




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