◆2月女性会員の会「会員を囲んで」第10回
日時 2006年2月18日(土) 13:00−16:00
場所 科学者会議会議室(湯島1-9-15 茶州ビル9階)
感想文
「久しぶりの女性の会で」
河野貴美子さん
社会的意識が高いはず(?)の日本科学者会議の中で、女性比率は非常に少ない。
何とかしなければ、と女性の会が立ち上がって、もうかれこれ5年近くになります。
ともかく集まれば何か生まれると、当初は毎月「昼の会」を開いていましたが、
それぞれの都合やメンバー構成が少しずつ変化し、このところはなかなか開けないまま、
ずるずると時が過ぎていました。定期的に開催していたミニ講演会「会員を囲んで」も、
昨年8月以来滞っているので、これではならじと久しぶりに集まりを持ちました。
サポートの男性2名を入れて総勢7名がJSA会議室に参集しました。
まずは、近況報告。全国女性研究者技術者委員会委員長のM.I.さんから、
第3期科学技術基本計画に向け、女性研究者の育成・活動促進、環境整備に関する
要望と提言を提出したこと、男女共同参画推進のための大学間ネットワークの件、
国分寺市が計画していた人権学習講座の講師予定者だった上野千鶴子さんが
「ジェンダーフリーに対する都の見解に合わない」と、都から委託拒否された問題など、
それぞれの資料とともに出された報告に、大いに話がはずみました。
また、第12回女性研究者・技術者全国シンポジウムの開催を東京で受けるかどうか、
受ける場合、第16回総合学術研究集会の中で行うのがよいか、並行して行うかなど、
討議されました。
結局、16総学の中では、1分科会として、バックラッシュの問題、ジェンダーフリー論、
任期制問題や大学院卒業後の研究職の問題など、いずれかをメインテーマに、
プレシンポ的に行い、女性の全国シンポジウムは、つくば学園都市の女性研究者などにも
よびかけ、後日開くことを検討することになりました。
さらに、女性の会の今後の活動としては、メーリングリストを整備してできるだけ活用する
よう考えること、「会員を囲んで」は、6月に河野が担当し、その前に一度若手に調布など
多摩地区で話してもらう機会を設けることなど、確認しました。
次回の集まりは4月13日(木)18:30よりJSA会議室の予定です。
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