<更新日:2017/12/06>
JSA東京支部 第2回若手会員交流会 ★終了しました★
日 時: 11月23日(水・祝)13:00~16:00
会 場: 会 場: 松原ミニコミュニティーセンター(東武スカイツリーライン松原団地駅西口より徒歩7分) http://www.city.soka.saitama.jp/cont/s1401/map/07.html
<内容> 話題提供と意見交流など
・「子どものいる研究生活」
・「わが研究と人生行路(仮)」
問い合わせ:asacom0413あgmail.com(真嶋)("あ"を@に変えてください。)
New! ☆報告☆
若手会員が研究や仕事、生活のことを気軽に交流できる場として、11月23日(祝)に埼玉県草加市内で第2回交流会を開きました。
非会員や転入してきたばかりの会員を含めて8名が参加して活発な議論となりました。
最初に、8か月となる女の子を育てながら、非常勤講師をする女性研究者から、研究と子育てについて報告いただきました。2015年 7月に言語学の分野で博士号を取得し、その後に妊娠・出産。この一年は、育児に専念し、来年度から復帰を予定しているそうです。 話題になったのはやはり保育園事情で、居住自治体では毎月64時間の就労があって初めて、入園申請のスタートラインに立てるのが 現実です。研究や授業準備といった研究者にとっての「仕事」は「就労時間」とはカウントされず、来年度からの仕事復帰にあたって は近くに住むご両親の協力が不可欠です。けれど、出産後には、我が子の発達を記録したり、より効率的に時間を使って研究を進めた りするなど、新たなモチベーションも生まれていることが紹介されました。
二人目の報告者からは、「我が研究と人生」と題し、演劇の幕仕立てのユニークな発表をいただきました。学生時代に立ち上げた「演 劇的読書会」と演劇のこと、専門分化された科学や大学と教養文化のこと、異分野の研究者どうしが対話することの面白さ、ご自身の ドイツ滞在の経験についてなどが、参加者との対話を通じて語られていきました。同じ若手会員という共通項がありながら、学生生活 や研究との向き合い方などの個の経験は多様で、それを交流しつながる時間の豊かさを感じた会となりました。 本交流会は若手会員どうしが緩やかにつながりあう場としてこれからも続けてまいります。話題提供をしてくださる方、参加してみた い方は、お気軽に支部までお問い合わせください。
第1回 若手研究者総合学術研究集会~「安保法制」時代の研究と教育~★終了しました★
日 時: 11月5-6日(土~日)18:30~20:30
会 場: 駒澤大学駒澤キャンパス第2研究館209号室
参加費:一般1000円、学生500円
参加申し込み先: wakate.jsaあgmail.com ("あ"を@に変えてください。)
JSA若手「夏の学校」in 京都 ★終了しました!★
~研究と社会運動の両立を目指して~
日 時: 9月2日(金)~4日
会 場: 龍谷大学 深草学舎 和顔館 B101
宿 泊: 尹家(ユンケ、京都市南区)
参加費: 12,000 円(宿泊費、総学参加費、同懇親
詳しくは 1st Circular をご覧ください。
申込先: jsa.summer.school2016あgmail.com ("あ"を@に変えてください。)
JSA東京支部 若手会員交流会(第1回)★終了しました★
20-40代の若手会員を中心とした交流会を以下のように企画しています。お気軽にご参加ください。
日時:8月21日(日)14:00~17:00
会場:阿佐ヶ谷保育園1階スペース
JR中央線阿佐ヶ谷駅北口より旧中杉通りを徒歩10分、道路沿いのスペースです。靴を脱いでお入りください。
http://asaho.wakokai.info/access
内容:2名からの話題提供と意見交流など
・「子育てをしながらの研究」(博士課程在籍学生、応用言語学、2児の子どもを育てる母)
・「医療機器開発概論 ―革新的な医療機器の創出を目指して―」(個人会員、医療機器メーカー所属)
会場費(数百円)をいただくことがあります。
問い合わせ:asacom0413★gmail.com(真嶋) 注:★を@に置き換えてご連絡ください。
参加者の感想(話題提供もされた方):
企画では、①英語教育学専攻のオーバードクターの女性会員から、二児を育てながらの研究生活について、②医療機器メーカーの開発部門で働く男性会員から、「医療機器開発概論―革新的な医療機器開発を目指して」と題してお話を伺った。
一本目の報告では、大学院生にとって、認可保育園はハードルが極めて高いこと。そして、大学や研究の世界における子育て支援は子育てが女性研究者個人に属するものと考えられがちだが、パートナーも含めた家庭の課題として捉えられるべきと指摘された。同時に、結婚・子育てについて、悩み、不安を挙げ出すとキリがないが、最近の研究への取組み方を例に、結婚・子育てのなかで自身も強くなっていることが話されたことは印象深かった。
二本目の報告では、医療機器市場の状況、開発に関する法制度について確認したのちに、医療機器の開発における実際に使用する医療関係者と利用し得る技術開発や研究との連携の重要であること。しかし一方で、それが困難にならざるを得ない研究費の配分をめぐる状況について指摘された。報告を受けた議論のなかで、領域を超えた研究議論が乏しい現状や「基礎研究」のあり方について意見交換がなされた。
企画に参加してみて、両報告から多くのことを考えさせられたことはもちろんのこと、若手個人会員としての取組みと出会えたことが非常に良かった。わたし自身は大学院の院生支部所属にはなる。日常的に他の会員との交流が非常に乏しい状況を打破するためには、学園における拡大活動がより一層重要なのかもしれない。しかし、一会員の個人としては、その前に身近な場所に他の会員と繋がれる場面を求めたくもなる。そういう意味でも、今回の企画に巡り合えたことはとても嬉しかった。
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